今、法務省で検討されているようですね。
相続でまず時間がかかるのが、相続人全員の戸籍を全部そろえることです。
この段階で相続人を確認して確定させるので、ここで間違えるわけにはいきません。
後の手続きのやりなおしにもなりますので…
戸籍を全部漏れなく取り寄せできたら、ようやく遺産分割のための銀行口座や保険を請求したり、
不動産を売却したりといろいろできるようになります。
戸籍原本やコピーを(銀行とかは自分でコピーやりますが…)、銀行などに渡すのですが、
原本がかえってくるのに、数週間かかったりすることもあります。
そこで、この相続情報の証明書の出番というわけです。
複数の銀行口座とか保険とかがあるのが普通なので、
同時並行で手続きがとれて時間の短縮につながります。
銀行とか保険会社などはいちいち確認しなくてよくなるので嬉しいでしょうね。
どの方面からも異議はなさそうな制度です。
もちろん私も異議は毛頭ございません。